2011.10.2 曇り時々晴れ
“山登りといえば御来光だよね”

そんな思いつきで急遽アタックを決めた木曽御嶽。
今回は不眠による体調不良と予想を超えた冷え込みとで、とにかくツラい、まさに修行のような登山だった。
1:30 王滝登山口のある田の原駐車場に到着。
本当はもっと早くついて仮眠を取り、2時くらいから登り始めようと考えていたが、痛恨の遅れ。
事前に調べたところでは日の出は5:00くらい、ルート時間は3時間くらいだったため眠気をおして出発することにした。
標高が2200mぐらいとなる駐車場からは、すでに空一面に散りばめたような星空が拝める。
夜空の写真を撮るために来ている人たちも大勢いたのでチャレンジしてみたが
自分の腕では1/100も星を写真におさめられなかったのが残念でしょうがない。。

2:20 登山口となる駐車場横の鳥居をくぐってアタック開始。
※ここからは暗くて当分写真はなし※
御嶽山は今の時代も信仰登山が盛んに行われていて、現在も白装束の登拝者が見られる山らしく、
コースは石段や木の階段でよく整備されているという印象。
多少暗くても道に迷うことはないだろう。
苦手な階段道を歩くこと30分くらい。
昨夜からの不眠が響いたのか軽い高山病的なものなのか、頭がボーっとするうえにクラクラしてきた。
バランス感覚が鈍くなったように、前につんのめったり、後ろにオットット..となることがしばしば。
初めての体験。
ちょっと急ぎすぎたかなと休憩しようとしたが、立ち止まると、 ブルブルッ…寒い。
先週の木曽駒で高山の寒さを経験したはずなのにシャツとレインウェアしか持っていかなかったことを後悔する。
とにかく寒くて足を止められないので歩き続けることしかできないことに。
ざっざっ、ざっざっ・・・ざっざっ、ざっざっ・・・
周りは暗く、意識もフワァっとするなか自分の足音だけが頭に響く状態が続いた。
登り始めて2時間くらい。
ほんとに小さい小屋があったので駆け込んだ。
中では先に登っていた人が数人休んでいる。
ここまで景色にも目標物にも目をくれず黙々と登ってきたので自分がどこにいるのかわからなかった。
『いまってどこらへんですかね?』
(もう限界。5合目まできてなかったらもう帰ろう。。という心境)
『9合目と半分くらいですよー。』
・・・・ (°_ ° ) エッ?
そりゃしんどいわ。
ミスターポポ状態で全然きづかなかったが、いつのまにか頂上は目の前だったのだ(嬉涙)
と、喜んだのもつかの間、逆に大きな問題が。
4:00 早く着きすぎた。ご来光まで1時間半くらいある。
頂上を見上げても剣が峰の山小屋にはまだ明かりがついてないし、小屋の中も強風は防げるもののやはり寒すぎる。
手が震えて写真もまともに撮れやしない。

足の震えもガクガク止まらない。
意を決して、ちょっとづつ、ちょっとづつ、登り続け体を暖めることを選択。
小屋をあとにした。
5分後

あれ? あれ?
orz まさかの電池切れ再び。
宮之浦岳のときと違うのは予備で持ってきた電池がなぜか単3(ヘッドライトには単4必要)ということだけ。
結果的には、さっきの小屋の人が早めに登ってきてくれ、電池を分けてくれたので助かった。
これ今考えると、その人が来てくれなかったら身動きもとれず極寒のなか強風に吹きつけられるしかなかったわけで。。
正直、結構やばかったんじゃないかと・・・^^;

4:20 王滝頂上 着 (本当の頂上となるのは更に登った剣が峰というところになる。)
4:50 剣が峰小屋前 着
あとはじっと体育座りで寒さに耐える。
あたりが明るくなってきたところで最後の階段を登り頂上へ!

ついに木曽御嶽(△3,067) 頂上げっと。
3,000mを越えたのはこれが初めて。

そして残念ながら雲が多くはっきりではなかったが、御来光も拝む。

このぼんやり具合、これはこれでいいんだよ。

午後から予定があったので二の池巡りなどはまたの機会に持ち越し。
頂上バッチを購入しささっと下山です。

行きには見れなかった景色を楽しみながら先を急ぐ。

途中で休んだ小屋。(現在地のちょっと手前)
休憩なしにここまで登ってきたとは。。無心の力はスゴイな。



あたり一面は霜だらけ。
山小屋のスタッフから今朝は急な冷えこみでマイナス4℃までいったと聞いた。
加えてあの強風ときたら・・そら寒いわさ(笑)

初めてライチョウにも遭遇。
丸くてちょこちょこ可愛らしい。


あのテッペンまで約2時間半か、やればできる。

7:30 田の原駐車場に到着

毎週のようにスノボで来ていた御岳だったがなかなか厳しい山でした。
今回の教訓 : 防寒対策はしっかりしよう。
でもこれでやっとこさ百名山3つ目。
当面の目標30座もまだまだ先になりそうだ。






